正直、私は20代のうちに転職エージェントを使っていれば、もっと早くキャリアの方向性が定まっていたと感じています。30代で動けず後悔した経験から言えるのは、20代こそ「市場価値を知るチャンス」が最も大きい時期だということです。
「転職エージェントを使うべきか」への結論は「活用すべき」です。20代向けの非公開求人や、無料の書類添削・面接対策を受けられ、独力より効率的にキャリアを動かせます。
この記事では、20代がエージェントを使うべき理由と、失敗しない選び方を解説します。
20代が転職エージェントを使うべき5つの理由
厚生労働省「雇用動向調査」によると、20〜24歳の転職入職率は15.6%、25〜29歳は17.4%。20代は最も転職する人が多い世代です。
理由①:非公開求人にアクセスできる
一般の転職サイトに掲載されない「非公開求人※」を紹介してもらえるのが大きな利点です。全求人の約30〜50%を占める場合もあり、エージェント経由でしか応募できない優良案件にアクセスできます。
※非公開求人:採用競合を避けたい企業などが、エージェントだけに公開している求人のこと。
理由②:書類・面接対策をプロから無料で受けられる
キャリアアドバイザーから、採用視点を踏まえた書類添削や面接対策を無料で受けられます。客観的に弱点を修正でき、選考通過率の向上が期待できます。
理由③:20代ならではのポテンシャル採用を狙える
リクルートダイレクトスカウトの調査(2024年9月・18,022人)によると、20代の「転職未経験」は62.3%、「1回経験」は23.0%。現在の採用市場では、転職回数より「ポテンシャル」を重視する企業が増えています。20代はキャリアチェンジのチャンスが最も大きい時期です。
理由④:自分の市場価値を客観的に把握できる
アドバイザーとの対話で、自分のスキルが他社でどう評価されるかという「市場価値」を把握できます。適正年収や強みを知ることは、納得感あるキャリア選択に欠かせません。
理由⑤:複数社への並行応募を効率化できる
求人選定から面接日程・入社日の調整まで、エージェントが代行します。在職中で時間が限られていても、複数企業への並行応募をスムーズに進められます。
失敗しないエージェント選び:5つのチェックポイント
エージェント選びで失敗しないための、5つのポイントを解説します。
①20代・第二新卒への専門性があるか
エージェントには「総合型」と「年代特化型」があります。20代特化型は未経験OK求人が多く若手支援に精通、総合型は圧倒的な求人数が強みです。
②求人数と非公開求人の比率を確認する
求人数は選択肢の広さに直結します。例えばdodaは2026年3月時点で270,820件の求人を保有。一般のサイトに載らない「非公開求人」の割合も、大手ほど高い傾向があります。
③担当アドバイザーとの相性を見極める
転職活動の成否は、担当アドバイザーの質や相性に左右されます。希望を正しく汲み取り、市場価値に基づく助言をくれるかを見極めましょう。
④2〜3社へ複数登録する
1社のみでは紹介求人やサポートの妥当性を比較できません。各社の「独占求人」を網羅し、合う担当者を見つけるためにも2〜3社の登録が効率的です。
⑤オンライン面談に対応しているか
大手では電話・オンライン面談が標準化されています。在職中で時間が限られている方は、オンライン対応が充実したサービスを選ぶと効率的です。
20代向けエージェント比較【状況別おすすめ】
自身の状況に最適なエージェントを選ぶことが効率化の鍵です。主要サービスの特徴を整理しました。
| 状況 | おすすめ | 特徴 |
|---|---|---|
| 初めての転職・幅広く比較 | doda | 270,820件の求人数(2026年3月時点) |
| 20代・第二新卒の手厚い支援 | マイナビAGENT | 独占の非公開求人多数 |
| 未経験OKで職種転換 | マイナビジョブ20’s | 未経験OK求人76%以上 |
| IT・エンジニア系特化 | レバテックキャリア | 利用者の約60%が年収アップ |
幅広く比較したい:doda
2026年3月時点で270,820件という豊富な求人数を保有。オリコン顧客満足度調査(2022〜2024年)20代部門で第1位を獲得しており、幅広く比較したい方に向いています。
20代・第二新卒の専門サポート:マイナビAGENT
20〜30代の若手支援に強みを持ち、独占の非公開求人を多数扱っています。個別相談から給与・入社日の交渉まで、プロのサポートを無料で受けられます。
未経験OKで職種転換:マイナビジョブ20’s
登録者の約78%以上が25歳以下という若手特化型サービス。未経験OK求人が76%以上を占め、入社3ヶ月後の定着率も94.6%と高く、新たな職種への挑戦に向いています。
IT・エンジニア特化:レバテックキャリア
IT・Web業界に特化しており、職種別の専門アドバイザーが求人を提案。利用者の約60%が年収アップを実現しており、エンジニアやデザイナーのキャリアアップに強みがあります。
エージェントを使ってよかった・後悔した体験談
転職エージェントの利用には、メリットとデメリットの両面があります。実際の利用者の声を整理します。
良かった声
- 自分では選択肢に入れなかった優良企業を提案された
- 職務経歴書の添削で書類選考の通過率が向上した
- 個人では難しい年収交渉や入社日の調整を代行してもらえた
後悔した声
- 担当者が希望条件を理解しておらず、意図しない求人ばかり紹介された
- 連絡の頻度が高すぎて対応に苦慮した
後悔しないための対処法
担当者との相性が合わない場合は、変更を依頼できます。連絡がしつこい場合はメールのみに指定するなど、設定変更で効率的に活動を進められます。
転職エージェントを使う流れ(STEP1〜5)
転職エージェントを利用する際の主な流れは、以下の5ステップです。
- STEP1:無料登録 スマホから3分程度で完了。すべて無料で利用できます。
- STEP2:キャリアカウンセリング オンライン等で30〜60分の面談を行い、強みの棚卸しと市場価値を確認します。
- STEP3:求人紹介・応募 非公開求人を含む案件の紹介を受け、志望企業へ応募します。
- STEP4:書類・面接対策 プロによる添削・対策で選考通過率を高めます。
- STEP5:内定・入社手続き 年収交渉や入社日の調整を代行します。
登録は無料で、強引な勧誘もありません。「まだ転職するか迷っている」段階でも、市場価値の確認目的で利用できます。
よくある質問(FAQ)
まとめ:20代こそエージェントで「市場価値」を確認しよう
20代の転職活動で、エージェント選びはキャリア形成の質を左右します。非公開求人やサポートを比較するためにも、2〜3社の併用が効率的です。
30代になってから動こうとすると、ポテンシャル採用のチャンスは減ります。判断を先延ばしにすると選択肢が狭まると感じています。まずは1社、無料登録から始めてみてください。
現職の退職を切り出せず悩んでいる方は、関連記事「退職代行を使ったら転職に不利になる?採用担当者の本音」も参考になります。
※まずは無料登録で市場価値を確認してから検討するのがおすすめです
